Consulting

歯科業界参入支援

当社の強み

歯科参入の障壁克服を多角的に支援し成果を最大に

医科業界への他業種による参入は一般化してきましたが、近年、歯科業界へも参入および参入を検討されるケースが増加してきました。ただ、医科と歯科は同じ医療ではあるものの構造的に大きな違いがあり、また日本の歯科業界は独自の商習慣で成り立っているため、他業種から歯科業界への参入には【見える障壁】と【見えない障壁】の両方が少なからず存在します。
御社の歯科業界への参入に際し、当社が多角的・有機的に支援することにより、その障壁を乗り越え、成果を最大化させます。

ネットワーク

当社は北海道大学歯学部より起業し、独自のビジネスモデルで業界内で広く認知されており、 歯科業界の全ステークホルダーと協業しています。これにより、業界内全体に有機的なネットワークを構築しており、歯科医療への貢献、国民の口腔健康の増進への寄与を目指しています。

歯科業界の各ステークホルダーや他業種のグローバル企業と協業

競争力

歯科業界の各ステークホルダーとの連携から生まれる強み、代表をはじめとする人的資産、実績に裏打ちされた信頼など、当社は多角的な競争力を有しています。

  • 学術的競争力

    大学発企業の強みを活かし、歯科系大学との人的ネットワークの紹介からエビデンスの構築まで対応します。

  • 商流提案に関する競争力

    当社は歯科業界の大手一次卸全社と協業している強みを活かし、ご要望に応じて最適な歯科商流を提案します。

  • 代表の競争力

    研究者・臨床家・事業家として歯科業界内外でボーダレスに活動しています。

  • 臨床的競争力

    当社は日本最古参の歯科医師向け情報サイト(OralStudio)を運営しており、高品質な情報を求める6,000名以上の歯科医師と連携している強みを活かし、臨床現場の生の声を提供します。

  • 企業連携に関する競争力

    当社は多くの歯科メーカーとパートナーシップ関係を構築し、マーケティング・開発企画・臨床評価などを支援している強みを活かし、必要に応じて適切な歯科メーカーを紹介します。

  • 当社チームの競争力

    歯学部名誉教授&現役教授、歯科医療行政部長歴任者、外資コンサルティングファーム出身者、地域で活躍中の開業医、歯科メーカー事業部長経験者など歯科業界に精通したメンバーが適材適所で支援します。

  • 実績による競争力

    歯科業界内ステークホルダーとの多くの協業実績、歯科医師対象の対面型イベントの開催実績、他業界のグローバルカンパニーの歯科業界への参入サポート等多数の実績があります。

支援内容

歯科業界参入を包括的に支援し、技術活用や戦略構築をサポート

要望事例

  • 当社技術が歯科業界においてビジネスシーズになり得るか知りたい

  • 自社フィールドでは成功しているが、歯科業界への参入は可能だろうか?

  • 当社技術や製品について相談したいが、歯科系大学や開業医の先生方にパスがない

  • 歯科商流や歯科医業について理解したい

  • 歯科業界や歯科医学会に精通した水先案内人を探している

支援内容イメージ

  • 歯科業界への参入に関する様々な戦略的コンサルティングサービス

  • 歯科業界の【人・組織】の紹介

  • 御社製品・サービスに関するエビデンス取得支援

  • 御社製品・サービスの歯科業界内でのプレゼンス向上に関する支援

実績

他業界案件

要素技術を歯科業界へ展開する場合の市場可能性に関するコンサルティング

要素技術を活用し、具体的な製品開発及びビジネスモデル構築に関するコンサルティング

技術を活用し歯科業界に参入するために事業可能性領域精査に関するコンサルティング

要素技術の歯科業界での活用事例を提案し、製品化・エビデンス取得・商流提案の結果、15年以上の販売実績(現在も販売中)

製品の歯科医学的エビデンス取得に関する地均しと具体的な大学との連携による取得活動

臨床現場の声をヒアリングするために、全国の開業医から最適な歯科医師10名をご紹介

特定の分野や製品に関する100名の開業医の意見をアンケート調査し、レポートを作成

歯科商流に関するレクチャーを提供

学会における商品展示に関するアレンジと第三者(当社)による製品レビュー媒体の作成

国民皆歯科健診に関する行政サイドの指針等に関するレクチャー 他多数

歯科業界案件

R&Dの方向性を検証するための大規模臨床実態調査(全国・n=200)

新製品に関する臨床家による臨床実態調査(全国・n=30~100)及びレポートの媒体化

新規分野の製品開発に関するコンサルティング

歯科大型器械製品のIoT化においてシステムベンダーとメーカーの円滑なコミュニケーションを支援

デンタルショーにおける新製品インタビュー動画の撮影およびWebでの拡散/p>

歯科関連企業向けの歯科医学教育プラットフォーム(社内教育支援)を提供

製品の歯科医学的エビデンス取得支援ならびに最適な大学研究室・研究者を紹介し人的交流を支援

歯科メーカー同士の連携提案を行い、新しいビジネスモデルの構築を支援 他多数

お客様の声

実際の導入事例で見るお客様(歯科業界以外)のリアルな声

各社様の課題に対するデンタルアローの存在意義は?

社内に歯科ルートに対する知見がなく、戦略構築どころか適切なゴール設定もなかなか難しい中、ある程度社内事情も理解いただきながらコンサルティングしてもらえているところにデンタルアロー社の大きな存在意義を感じています。

当社には人々の健康増進にお役立ちできる技術があるが、それをいかに世の中にとっての価値にするかという点で業界の壁という大きなハードルがあり、それをいかに越えていけるかを協業検討いただくことは、社会にとって大きな意義があると思います。そういう視点からもデンタルアロー社の存在意義は非常に大きいと感じています。

当社はこれまで歯科医療従事者とのつながりが希薄であり、社内に歯科の専門知識を有する人材が不足していため、商品開発の際は都度専門家を探索し、コンタクトをとって共同開発を行うという非効率な方法か、独力で開発するしかありませんでした。デンタルアロー社には柔軟な対応力で当社の欠けていた点をカバーしていただき、幅広い専門領域にわたるトップレベルの専門家と効率的に連携できただけでなく、研究開発の質の向上にも繋がりました。今後も歯科医療界にイノベーションを起こすために当社にとって欠かせない重要なパートナーであると考えています。

当方が不案内であり、かつ踏み込みにくい歯科医療業界や団体あるいは各歯科医の方針や考え方について、デンタルアロー社が我々を啓蒙し、貴重な助言を与えてくださることに存在意義を感じています。

デンタルアロー社は、弊社歯科業界戦略の実行に際してご支援いただける貴重なパートナーであると感じています。

業界内外いずれからも「特殊」と称される商慣習があり、それ自体が参入障壁でもある歯科業界に対し、どう戦略的に駒を進めればよいかを導いてくれる存在だと感じています。現在の自社課題は、歯科領域への組織力学・トレンドを抑え戦略的な参入方法を描き、適切な関係を築きながらポジションを確立することですが、いずれも不足している中でデンタルアロー社はそれらを補っていただける稀有な企業であると考えています。

デンタルアローと協業して何が良かった?

お客様との接点として歯科医院が重要であることはこれまでにも何度も社内検討されてきた背景があるが、具体的に誰にどうアプローチするのかが見えず、なかなか取組が進まない状態でした。そこにデンタルアロー社のコンサルティングを受けることによって、何から整理していくべきかの筋道が立つようになったと感じます。歯科ルート市場を攻略していくにあたり、社内の人的リソースが量・質ともに大きく不足しており、課題との現実的なギャップが見えるようになったことが大きな進歩だと感じています。

幅広い専門領域にわたるトップレベルかつ革新的な専門家と良好な関係が築けたことや、当社商品およびサービスに対する歯科医療従事者視点の意見を学べたこと、また歯科業界の理解が深まったことだと思います。

単なるアドバイスに留まらず具体的な行動案や対策案を立案してくださり、そのバックアップも手厚くご対応いただいた点です。

業界への理解が深まったことと、新しい先生方との連携が開始できたことです。

歯科業界の臨床・研究で輝く超一流の方と接点を持ち、自社製品開発・市場参入についてディスカッションができたことです。

デンタルアローに在籍するビジネス・歯科・医療政策領域のスペシャリストとのディスカッションを通じ、自社ビジネスプランを短期に精度を高めることができた点です。

デンタルアローと協業したデメリットは?

協業自体に特に悪かったという点はありません。課題としては、当社側に知見がないので現状ではとりあえず1から10まで教えてもらうことに終始している実態です。当社側にここをハンドリングできる専門性人材がいないと、次のステップである戦略立案から実装に繋げるのは難しいように感じています。

悪かったことは何もありません。

強いて言うならデンタルアロー社の拠点である札幌は魅力的な土地であるが、遠方のため気軽に訪問することが東京に比べると時間的・費用的に難しいことでしょうか。

デンタルアロー社メンバーの信頼感や行動力が強力なため、他の協業候補、例えば歯科系コンサルや歯科団体がややもすると見劣りしてしまい、結果として他の選択肢が消えて一択になってしまっていることかと思います。リスク管理としてはもうひとつ同様の選択肢があることが望ましいが、たぶん無理だろうと思います。

歯科大学や開業医連携を委託することでエビデンス取得のスピードアップや増数が期待できる一方、研究および技術者視点では弊社メンバーの知識や組織体制強化が進まないことです。

ほぼ思いつかないが本当に強いて言うと、仕事をご一緒した初期の段階では歯科領域の暗黙知を自社がわからずそれによるコミュニケーションの齟齬が発生した点でしょうか。自社および私個人の知識不足でありその落ち度が大きいのですが、同様に歯科領域に明るくない方が医師へのインタビューや契約、依頼を進める際に、商慣習からずれた行為をする可能性はあり得ると考えます。 歯科領域イロハの研修やレクチャーがトータルサービスに包含されていると、より多くの医療および患者さんに貢献したい意志のある企業が参入しやすくなるのではと考えます。